マイノリティ

ある愛の詩のマイノリティのネタバレレビュー・内容・結末

ある愛の詩(1970年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

超有名なタイトルと誰もが聴いた事のあるテーマ曲の作品を初鑑賞しました!

原題はズバリ「LOVE STORY」です!

ストーリーは、成績優秀、スポーツ万能の御曹司のオリバーと一般の家庭で生まれ育ったジェニファーとの愛を描いたものです。

冒頭からオリバーのナレーションでジェニファーがこの世に居ない事を知ります。

そこから、明るく可憐な美女ジェニファーとオリバーとの儚く短いラブストーリーが始まります。

正直、珍しくは無い設定です。

二人の結婚を認めないオリバーの父親との縁を切りジェニファーとハーバード大学在学中に結婚。

親に頼らず二人でアルバイトをしながら貧しいながらも充実した日々を過ごします。

大学を卒業し、ロースクールに通い始めるオリバー。

ロースクール卒業後は弁護士の卵として働き始め、愛する妻を働かせなくても生活出来るまでになります。

しかし、中々子供が出来ない理由を知る為に病院に訪れたオリバーに医師は残酷な告知をします・・・。

オリバーとジェニファーの日々が本当に楽しく美しく、幸せな二人を観れば観る程、「ああ。いつかは終わってしまうんだな」と終始切ない気持ちで鑑賞しました。

二人の会話がとてもオシャレで、良かったです!(日本語訳にセンスを感じました!)

「今日も美しいよジェニー」
「木曜日にしては可愛いわね」

「タクシー代を貸してくれない?」
「いいよ。金は持ってるんだ」
「私はあなたを養うのが趣味なの」

等々。

ラストもあっさりしてて、それが余計に悲しかったです。

そして最後のオリバーのセリフ

「愛とは決して後悔しない事です」