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ホビット 思いがけない冒険のtetのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ロードオブザリングであまり焦点の当てられなかったドワーフと、ビルボの冒険の話。ロードオブザリングよりも明るい感じで見やすい。だがやっぱ尺は長い。相変わらず力で劣るホビットが勇気と知恵で頑張るって感じだが、今作のが無理がない感じがして好印象。
ドワーフはゴツいイメージだったけどイケメンもいてビックリした。前はあんまりドワーフ出てこなかったからかもしれないが、そりゃあ色んなドワーフいるよね。
安定のガンダルフ最強。そして、ピンチで駆けつけたり鳥を呼んだりと魔法最強。ズルいと分かってはいても逆転劇にアツくなってまう。
サルマン、ゴラムが出るところは前作を見た人からするとアツいポイント。サルマンは今三部作のヴィランじゃないのかもだけど何か企んでそうな感じ。ゴラムは相変わらずだが、ビルボとそこで出会っていたんだなーと。そしてまさかの指輪が出てきて驚き!そこで手に入れてたのか!アツくなった反面、あと二部作では指輪頼みの話にはなってほしくないなーと思った。違った展開を見せてほしい。
ガンダルフの「真の勇気は命を奪うときではなく、救う時に試される」は良かった!ビルボがドワーフから、故郷のことばかり考えていてやる気がない、と言われた時、自分は故郷を大事にしているから故郷のことばかり考えてしまう。しかし、ドワーフにはその故郷が無いため、それを取り戻す手伝いがしたいと思った、と言っており理解し合っていく様子が良かった。体を張ってオークを倒し、ドワーフを助けて認められるようになった瞬間も良かった。
次回作期待できる良い展開だった。
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