内戦が終わったばかりのリベリアで、実際の元少年兵たちを起用して撮影した狂った映画。
この映画が十数年前にレンタル店に並んだときのことを何故か覚えている。シティ・オブ・ゴッドのパクリのような印象を受けて当時は結局見なかった。
何故、今になって見ようと思ったかというと、「ハイパー・ハードボイルド・グルメリポート」というグルメ番組でこの映画の話が出てきて実際の元少年兵を起用していると知り興味を持ちました。
この映画はあまり起承転結がハッキリしていなくて、最初から少年兵たちは少年兵として暴れているし、戦争もなにがなんだか分からないうちに終わってしまうので、簡単にリベリア内戦の流れを知ってから見たほうがいいと思う。実際の敵味方のはっきりしない泥沼のような戦争だったらしい。
アフリカの少年兵を描いた映画としては「ビースト・オブ・ノーネーション」の方が起承転結があり劇映画として面白いと思います。
