鍋レモン

ローグ アサシンの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ローグ アサシン(2007年製作の映画)
4.9
⚪概要とあらすじ
アメリカで暗躍するアジア系裏社会組織に雇われた殺し屋にジェット・リーがふんし、『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムとの壮絶な闘いを繰り広げるサスペンス・アクション。

FBIアジア系組織犯罪捜査科のクロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、同僚とその家族を“幽霊”と称される殺し屋のローグ(ジェット・リー)に無惨にも殺されてしまった。3年後、クロフォードの宿敵ローグがサンフランシスコのヤクザ街に姿を現し、中国系暴力団と日本のヤクザの抗争を複雑にかき回し、激化させる...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“ローグ、お前は何者なのか?”

「新しい人生を探せ」

⚪感想
どんでん返し的な部分があるので、情報を得ず知らないで見るべき。
色々無理じゃないかって思うところもあるけど、面白い作品。
驚きの展開なんだけどラストはあっさり。

字幕だとジェイソン・ステイサムが日本語を喋るところがある。カタコトと言うよりは変な日本語のセリフで面白い。『オイシャサンゴッコダ』とか『ホネダッタ』とか言う。
ジェット・リーとジェイソン・ステイサムというそれぞれ個性がありキレのあるアクションをする2人の組み合わせが良い。欲を言えばもっと戦ってるシーンが見たかった。
骨がバキバキの血がドロドロのグロイ系アクション。

ジェット・リー演じるローグがスマートでめちゃくちゃかっこよかった。
クローゼットに同じ服と靴が綺麗に置いてある演出が好き。

サン・カンやデヴォン青木さんも出ていて『ワイルドスピード』を思い出した。
字幕ではデヴォン青木さんの日本語が変って言われてたけど吹き替えだと園崎未恵さんが喋ってるので違和感がないし、本人のちょっとしたアクションが好きだった。

安定の海外がイメージする日本。
ヤクザが殺した人数だけ輪っかの刺青を入れるっていう設定面白い。
刀がスパスパ斬れすぎて欲しくなっちゃう。
登場するヤクザと忍者がとにかく偏見すぎるけど割とかっこよかった。
ケイン・コスギさんが出ていたのに驚き。

結構好きな映画。



⚪以下ネタバレ



以下ストーリー。
アメリカのサンフランシスコで中国人マフィアと日本人ヤクザの抗争が。ある倉庫で銃の撃ち合いの中FBI捜査官のジョンは暗殺者であるローグに遭う。しかし追い詰められ腕を撃たれる。相棒のトムがローグを撃ったことで助かるが、ローグは海へ。死体は見つからず。その後ジョンはトムにFBI内部にスパイがいるのではないかということを話す。
ある日ジョンの相棒であるトムとその妻、娘が何者かに殺され家も焼かれる。ジョンは現場でローグの使う薬莢を見つけたことから復讐を誓う。3年後。ローグは再び姿を現し、中国のマフィアの下で働いていた。しかし彼はその組織と敵対する組織と日本のヤクザにも協力をしていた。ジョンは捜査の際ローグの薬莢を見つけ、再びローグが現れている事を知る。ローグは顔を何度も整形しており、情報も全くなかった。
日本のヤクザの首領ヤナガワはローグの裏切っていたことを知り殺そうとする。しかし部下全員を殺す。そしてヤナガワと戦う。そこでローグの正体がFBI捜査官のトムであることが分かる。トムは妻と子供をローグに殺された際ローグを返り討ちにしていたのである。そして復讐するためにローグに成り済まして雇い主達を皆殺しにしていたのだった。また一方でヤナガワからFBIの情報を流していたのがジョンだと知る。ローグはヤナガワの首を切る。その後中国マフィアとヤクザの娘、両方にローグから贈り物が。一方には馬の置物、もう一方には父の生首が。ジョンはローグは倉庫で会うことに。ジョンはローグがトムだと知ると戸惑う。ヤナガワが本当にトムを襲うとは思っていなかったらしい。ジョンの仲間がローグを撃ったところジョンが身代わりとなる。ローグは車でどこかへ。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
午後のロードショーで鑑賞。(20190914)
GYAO!で振り返り(吹き替え・字幕)。
午後のロードショーで鑑賞。(20210701)

⚪パンフレット所持
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