コロン

クリムゾン・タイドのコロンのレビュー・感想・評価

クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)
3.7
大局観に欠け、狭量で唯我独尊のハックマン艦長とバランス感覚に優れた良識派のワシントン副艦長との対立は普遍的なテーマ。ハックマン艦長が世界を破滅させる核発射ボタンを握っていることに恐怖を覚える。言うべき時は言い、行動する時には毅然と行動するワシントンが副艦長で本当に良かった。広島と長崎への原爆投下に対する考え方は、大半のアメリカ人がハックマン艦長擬きだろうとは思っていたが、ワシントン副艦長のように考える人も少なからず存在すると認識できて心和らぐ。こんなハックマン艦長でも、引き際は潔かった。トランプも見習ったら。
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