せみ多論

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝のせみ多論のレビュー・感想・評価

1.4
そうかぁ監督も脚本も変わられたんですねぇこのシリーズ。

良かったところ

・ブレンダン・フレイザーが若々しい。1から10年たっても若々しい。いいですねぇ本当にあぁすばらしい。








気になったところ

・皇帝が不死の泉をうんちゃらしたらこの剣でも倒せない→嘘。死にます普通に。

・万里の長城の兵隊を私が復活させます→ちょっと意味が分からないうえにセリフ英語になってますけども。皇帝は中国語か何かだったような気がしましたけど、雑過ぎませんかね。

他にもたくさんあります。さらっとイエティを仲間にしたり、いつものことですが呪いをかけられた奴がなんで超強い力を得てしまうのかとか、沢山沢山。
過去の呪いや何かに不思議な人知を超えた要素があって、それらと対比する形で、不思議なものを追うブレンダン・フレイザーらの常識の枠に収まる現在の人々がいるから面白かったのに、めり込んでますやん、不思議なイエティが、現在に。

ただ何よりも嫌だったのはどうでもいいようなチェイスやアクションに大変な時間を割いて、合間合間に安っぽいドラマを入れ込むこのゲロみたいな脚本だよ。アクション終わるとなんか人間関係少し良くなってて置いてけぼりも良いところ。襲って来たやつが次に出てきたときにはなんか和解して仲良くしてるし。その過程のシーンをやれよ!爆竹でバス吹き飛ばしてる場合じゃないんだよ!

皇帝も泉に入ったらいきなりキングギドラに変身する。ジェットリーの鼻の穴穴穴。笑わそうとしてるのでしょうか。
それ以前にまだ完全ではないとか言ってるときには、火は吐く氷は操る、サイキックみたいな能力もあるし、そもそも撃たれても平気じゃないですか。それ不死だよもう。いらないじゃん泉、鼻の穴も目立たない訳だし得だよ、ないほうが、泉。

とにかく話が雑。ストーリーも安い。キャラの動機や心情の変化も唐突で雑。本当に雑。前シリーズまでが嫌いではないだけに本当に残念。あと最後の合戦の時にちょっと入れてきたギャグ、すべってるからな!
せみ多論

せみ多論