はま

トランサー 霊幻警察のはまのレビュー・感想・評価

トランサー 霊幻警察(2001年製作の映画)
3.3
ニコラス・ツェー、また警察の役(笑)

あ、でも今作は言うなれば「幽霊警察」なのでいつもと違う雰囲気。
いつもと変わらないのは……ニコラス・ツェーの"神がかってる"感でしょうか(大事件)。

前髪チョロリ。
ロングコートばさり。
陰影パーフェクト。

あまりにも何もかもが完璧すぎて「ニコラスの周りの空間が(彼をカッコよく見せるように)歪んでるんだなぁ」って思いました(???)
ニコラスの使い方が良く分かってる💮スコア+0.3

【悪霊による事件にあたる特殊部署"2002"の刑事ヤウ。強い霊感と共に「孤独の運命」を背負っていた彼の前に、新たな相棒フォンが現れ…】

特殊な設定が故に少し理解が難しいところもあって、「幽霊はどこまで現世に影響を与えられるのか」とか「触れる・触れない」の範囲とか、蘇りとか…
時々そういう「?」っていうのもあったけど、根本的にはバディものなので難しく考えなくていいかも。

雰囲気に慣れるまではちょっと置いてかれるかもしれないけど(笑)
こう… 緑のオーラがボッ!って出る感じとか(伝わりづらい)、画面に急に特殊効果が入る感じ…
でも時代を鑑みれば違和感のない映像だと思うし、カット数もそこまで多くない、とおもう。
ニコラスフィルターがかかってるだけかも←

いやーーだってねーーー
何もせずただ座ってるだけで絵になるのに、濡れるわ黄昏るわ戦うわ!
観てる最中ずっと「なんなんこいつ…」って言ってた(褒めてる)。
『ジェネックス・コップ』から引き続きのバディ、スティーブン・フォンがまたクールとキュートの丁度良いバランスです。

アクションやSFやドラマや恋愛、それぞれが均等に詰まっているので物足りなさはあるかも。


まぁ私が1番心揺さぶられたのは、特典映像の「ファンに向けて日本語でメッセージをどうぞ」ってところでしたが(笑)
ニコラス…めちゃ喋ってるやん日本語……
はま

はま