海猫

エントラップメントの海猫のレビュー・感想・評価

エントラップメント(1999年製作の映画)
3.7
泥棒の映画で、ショーン・コネリーとキャサリン・ゼタ・ジョーンズが組んでお宝に挑む。まずはコネリーの貫禄と、キャサリンのセクシーさで魅せる。両者組んでるといっても、それぞれ抜け駆けを狙っていたり、騙し合いをしたりお互いに油断できない関係。ここらへんの男女の駆け引きもなかなかに見せる。作戦実行の場面がかなりスリリングでサスペンスフル。特に後半のクアラルンプールの潜入作戦は、コンピューターの2000年問題を上手く盛り込んでいるのも買い。後半にいくほどピンチが次々と繰り出されるのはかなりの迫力で、事態が常に変化していくので目が離せない。二転三転する展開が面白い。エンディングの気持ち良さもあってなかなかのサービス品。あとヴィング・レイムスが出てくるとどうしてもミッション・インポッシブル臭がする。
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