煉獄エロイカの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『煉獄エロイカ』に投稿された感想・評価

深緑

深緑の感想・評価

3.8

何だかんだ言っても頂いちゃう吉田喜重。

天井知らずな画に対するこだわりは最早嫌味を覚えるレベル。

しかしながら、度々出てくる万博パビリオン的造形美(1970年インスパイア)に溢れる建物のショット…

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詩郎

詩郎の感想・評価

3.0

効果音を最小限にして淡々と不思議なやり取りが続いた。話の中で革命とか夫婦仲?とかいろんな概念が出てきて意味わからなかったけどどのシーンもかっこよくて最後までするっと見れた。自然をそんなに感じない無機…

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2月1本目。
やばい。私としては珍しく、日本映画で刺さった。

変わっていて、美しい。
横に画面を分割するようなフレーム、人物を画面の下部コーナーに置くシーンがたくさんあったのが印象的。

政治的で…

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mikan

mikanの感想・評価

3.9

レーザー光線研究の権威である男と妻の元に「娘」だと名乗る少女が現れる…男は革命運動に参加した過去を遡る。
難解で前衛的な構成…山田正弘が脚本参加している。
他で見た事のない斬新なカットばかり、全画面…

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keylen

keylenの感想・評価

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なぜか昨日ふと思い出して、こういうのが観たいなと思っていた。
朝ニュースを見てびっくりした。
ご冥福をお祈りします。
さっ

さっの感想・評価

4.5
平行線と間隙。フレームは極限まで切り詰められる。
吉田喜重のカメラアングルは実相寺と似ているけど広角レンズによる歪み=曲線を排している点で異なる
松竹時代よりも映像は数段キマっているけど、お話が大島 or 若松モドキでしかなく苦痛。
みやお

みやおの感想・評価

3.7
ストーリーはほぼ分からなかったけど、バキバキにキマリまくった白い構図しか出てこない映像を楽しめる。
四角の日傘が印象的。

勝手に岡田茉莉子祭り。『戒厳令』『エロス+虐殺』に並ぶ吉田喜重の日本近代批判三部作。

まぶしいくらいに真っ白なシーンの連続。画面の99%くらい何も映ってない構図。アングルめちゃくちゃすぎてミニスカ…

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brian

brianの感想・評価

3.5

スクリーンの端に登場人物が映し出され一柳慧さんの音楽と相まって独特の雰囲気がありました。これが前衛的な演出なんでしょうかね。
上映時間は約二時間でとても長く感じましたが、印象的な靴音によって映画の世…

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