「煉獄エロイカ」
冒頭、駐車場を歩く女。独特なカッティング、上から覗き、倒れた女が担架に運ばれる。タイトルバックが映り、一柳慧の音楽、一人称で語る男。少女を誘拐する妻、原子力機構の研究員の夫、…
「1つの物事に真実は一杯ある、証明した奴の勝ちです」
誰もが一度はやってみたかった、駐車場を歩き回るというシーンからスタート。
ワンカットどれを写真として切り取っても、アートとして完成されており計…
長すぎる印象シーンが、残念。
M大使襲撃計画。
過激派に見えない過激派たち。
シュールで幾何学的な建物。モノレール。逸脱なデザインセンス。
映画内で繰り広げられる映画。
芝居がかった陳腐な劇中演劇。…
吉田喜重監督「日本近代批判三部作」の中で最も難解かつ、非商業主義のATG作品の中でも最も前衛的・実験的で、シンメトリーの構図や芸術的カメラワークや白と黒のモノクロの光と闇の美しさ等々ひとつの頂点を極…
>>続きを読むシュールとしか言いようがない。フランス版DVDで鑑賞。吉田喜重監督自身の説明もあり、ようやく意図を解釈。この映画からすると未来人である我々は、現状の世界状況を考えると本作は、70年代の極めて限定した…
>>続きを読むアヴァンギャルド。全てにおいて独特が過ぎるアングル。茉莉子さまありきの作品(と感じてしまう)。あまりに徹底された無機質さ加減。現代においてはbgvとして最適だし貴重なものなのでは。
棒読みで支離滅裂…
吉田喜重監督『日本近代批判三部作』の真ん中に当たるこの作品は、難解且つ斬新な映像で洗練された映像にココロ引き込まれる。
思想的には自分と相反する内容でも、あくまで1つの作品として撮り方や表現力に強…