1970年製作公開。脚本山田正弘 、吉田喜重。監督吉田喜重。衣装デザイン森英恵。
久しぶりに日本アートシアターギルドのマークを観た。田舎の高校生にとっては観ることのできぬあこがれの作品群だった。東…
効果音を最小限にして淡々と不思議なやり取りが続いた。話の中で革命とか夫婦仲?とかいろんな概念が出てきて意味わからなかったけどどのシーンもかっこよくて最後までするっと見れた。自然をそんなに感じない無機…
>>続きを読む勝手に岡田茉莉子祭り。『戒厳令』『エロス+虐殺』に並ぶ吉田喜重の日本近代批判三部作。
まぶしいくらいに真っ白なシーンの連続。画面の99%くらい何も映ってない構図。アングルめちゃくちゃすぎてミニスカ…
ロブグリエ風の映像遊戯の中で安保闘争の生き残りの過激派による暴力革命と内ゲバが延々と繰り広げられる。内部崩壊の果てに取り残された女は新たな神<ニヒリズム>を探す旅に出る。イデオロギーの終焉。
映像に…
シュールとしか言いようがない。フランス版DVDで鑑賞。吉田喜重監督自身の説明もあり、ようやく意図を解釈。この映画からすると未来人である我々は、現状の世界状況を考えると本作は、70年代の極めて限定した…
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