勝手に岡田茉莉子祭り。『戒厳令』『エロス+虐殺』に並ぶ吉田喜重の日本近代批判三部作。
まぶしいくらいに真っ白なシーンの連続。画面の99%くらい何も映ってない構図。アングルめちゃくちゃすぎてミニスカートのなか見えちゃってるカメラワーク。
サンマ苦いかしょっぱいか煉獄エロイカって韻踏みたくなるけど、タイトル勝ちよな。天国でも地獄でもない革命戦士。
「私たちは革命で忙しいのよ」
ぶっちゃけよくわかんないんだけど見入っちゃった。1950年、70年、80年が入り乱れる前衛的革命ごっこ。
最初大人しかったのにだんだん革命家っぽくなる岩崎加根子かわいい。
三菱重工業の御曹司にして新左翼の牧田吉明がテロリスト役で出とる。