久々にわけわからん作品を観た。左翼革命の崩壊と云うところはうっすら分かるが、時系列やらが入り乱れて完全に混乱させられた。が、吉田喜重の冷ややかな視線は全体を通して感じる。お話とは対極に映像は、これ程…
>>続きを読む超インテリによる難解すぎるストーリーで眠くなる。革命の幻想を描いているのは何となくわかった。アサイヤスの『カルロス』を思い出した。ところで、幾何学的な構図にこだわりまくった絵づらが良かった。この映画…
>>続きを読む再)脚本はあるが、映画そのものが観客に脚本を理解させるつもりがほぼ皆無に等しい。しかし、そのような滅茶苦茶に進むストーリーとどこまでも鋭く尖った構図の組み合わせは一つの映画の完成形として評価できる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
究極的に「見る」ことを奪った映画。つまり、自身に誠実な映画だと言えるかもしれない。強烈な社会批判、社会人間批判は、しかしその見ることの死とともに結局の思考さえ奪いかねない形でぼやける。いや、思考の過…
>>続きを読む