このレビューはネタバレを含みます
無法者の中で誰よりも目立ち、多くの人を殺め続けてしまったビリーが、誰よりも心からリスペクトしていた親友のパットに殺されてしまう話であり、元無法者のパットが、自分のことを心からリスペクトしてくれていた…
>>続きを読むこの西部劇独特のダラッとした空気感、退廃的で唾でも吐き捨てたくなるような世界観が大好き。
なんといっても、ケティ・フラドとスリム・ピケンズ二人のシーンの哀愁が、まるで時代の終焉を暗示しているかのよう…
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パット・ギャレットを演じるジェームズ・コバーンがいい。ギャレットとビリーはかつて友人だったんだけど、コバーンが保安官になって、つまり法の側の人になってビリーを殺さなきゃいけなくなる。そしてそれは安定…
>>続きを読む無法の世界、こんなの最悪だなあ。昨日までの悪党が保安官になる。酒場でビリーのかつての仲間たちを詰めるシーン、終盤に売春宿でビリーを狙うギャレット。素晴らしい演出。ひでー野郎だなと思うけど、鏡に映る自…
>>続きを読む[主義と流儀の中で果てていく男たちの生き様] 90点
大傑作。これまで散々体制に楯突いた人間が、年齢と時代の変化を読んで、力と経験だけを残して体制側に付き、体制に楯突く過去の友人を逮捕しに東奔西走…