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ビリー・ザ・キッド/21才の生涯のYのレビュー・感想・評価

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親愛の情を持ちあう二人が追うもの追われるものの関係になってしまうっていうめっちゃシンプルな構図。だけど、ずっと飽きずに見られたから不思議。台詞は少ないけど、行動と表情で複雑な感情がビンビンに伝わっていたからだと思う。

パットがビリーにいよいよ追いついてこれから殺すぞというとき、ビリーはこれからセックスをしようとしていて、パットは険しい顔であたりを見回して歩き、この葛藤と緊張感たるやというシーンのなか流れた明るくて爽やかな音楽が、諦念と哀しさを表してたように感じ取れて、味わいがあった。
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