ビリー・ザ・キッド／21才の生涯のマのレビュー・感想・評価

夕日をバックにして馬を走らせてるシーン、ボブディランの『ノッキンオンヘブンズドア」が流れるシーン（ボブディランは演技もひょうひょうとしてて最高）、どれもジョンフォード顔負けの美しさ。かつての仲間同士の絆が時代の流れによって壊れていく様は悲しくて、その顔ぶれがどいつも最高に魅力的でなおさらだった。でも誰もがその事を受け入れているので湿っぽくはならない。やせ我慢する事、見栄を張る事がこんなにもかっこよく見えるなんて...。