ぴょろすけ

プラダを着た悪魔のぴょろすけのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.9
いつ観ても、何回観ても、
大好きで面白い映画!!

アン・ハサウェイが心機一転、洋服やアクセサリー、美容に力を入れ始めてからの美しさたるや!
これを見るだけでも楽しい!
すっごい美容やダイエットのモチベ上がる!

そして、それだけじゃ終わらない。
仕事に対しての向き合い方についても考えさせられる。

初めは「家賃のための仕事」「とにかく1年だけ耐えればいい仕事」としてやっていくけど、どんなに仕事をしても認められない、1回失敗しただけなのに罵倒され、逃げ出してしまう。
そんな時、「お前はまだやるべきことをやってない、甘えるな」と諭される。

ここ刺さったー!
ハッキリ言って、あり得ないほどめっちゃブラックな職場w
ただ、理念や背景も理解しようとせず、仕事もただこなしてるだけだと、確かに「甘えるな」なんだよなー

学生の頃に観てた時と少し見方が変わったのは、アンディが頑張っている時の周囲の反応について。
あの働き方は確かに心配になる。
だけど、真剣なときにフザケたり、どうしても仕事を優先してしまう彼女に対して、応援や心配ではなく罵倒して離れていくところは、今回見てちょっと嫌な気持ちになった。
自分を見失うなよ、って事だったとも思うけど。

なんで、仕事に力を入れる女性は生きづらいんだろうねー
引き換えに孤独になるなんて寂しすぎる

とはいえ、アンディの絶対やりきってやるっていう心意気と、何事も先回りできる賢さ!
仕事のモチベも上がりまくる!

出逢えて本当に良かった映画!
ぴょろすけ

ぴょろすけ