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プラダを着た悪魔のvenom9のレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
東村アキコ氏が山田玲司氏の「ヤングサンデー」でかの有名な「男はダークナイトを語りすぎ」論をぶちまけた際にカウンターとして挙げていた本作、男性である私が観てもかなり面白いです。
見た目垢抜けないジャーナリスト志望のアンドレア(アン・ハサウェイ)が意図せずファッション誌の編集長アシスナントになり、仕事を通じ身につけるものや髪型・メイク、体型まで洗練されていく姿は圧巻。
私はやはりミランダ・プリーストリー(演:メリル・ストリープ)推しですね。業界のアイコンたる名物編集長、仕事はできるが超絶性格悪い、だけど何となく憎みきれない感じが出ていました。
ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)も良いです。ゲイの編集者役?で女性ばかりの殺伐とした職場環境で一服の清涼剤でした。なんだかんだアンドレアをサポートしていましたし。スタンリー・トゥッチは2009年に妻を病で亡くしているんですね。その後フェシリティ・ブラントという女性と2012年に再婚するのですが、なんとエミリー・ブラントのお姉さんだそうです。エミリーとジョン・クラシンスキーとの結婚式で、エミリーが姉にスタンリーを紹介したのかきっかけとか。良い話です。
(2024年3月 Disney+で鑑賞)
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