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プラダを着た悪魔のcsgのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
2.5
映画なので大袈裟に悪魔の所業が描かれていますが仕事とはそう言うものだよなーと思う私は老害なのでしょうか。上長の指示には「はい」か「YES」の選択ができると言うジョークもよく聞きました。今ではパワハラと言われるでしょうね。
本作では新卒でキャリアアップの仕事としか考えていない中二病的な主人公、大失敗から考え方を変えたのはある意味組織に馴染む決断だったのでしょう。ただ学生時代の友人達も同じ様な境遇なのに学生気分が抜けない様で仕事を頑張っている彼女を理解してあげなかったのが残念かな。
それでも個人アシスタントとして働きながら、理不尽な要求もこなしていきます。「運も実力のうち」と言いますが、運が巡ってきた時に成功する実力を蓄えていました。
このまま社会で頑張っていく映画かと思ったら中二病が再燃して自分に与えられた仕事を放り投げてしまう。
いやいやミランダにしてみれば世間知らずの新卒者は同僚でも部下でも無い単なる個人「アシスタント」でしょ?それが出張先で何も言わずに逃げ出すなんてあり得ないです。そんな信用をおけない人を転職先に推薦はできないな。
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