せんだ

プラダを着た悪魔のせんだのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
5.0
どうして今までこれを見てこなかったんだろう…と思うほど良かった。うーわー。
最初はただただ服装のダサい主人公が貶されまくってて見てて辛かったんだけどそういう主旨の話ではなかったというか、郷に入っては郷に従えなだけ。
皆が焦がれる程の何かを大成させるには何かをまずやり遂げなければならない。何かをやり遂げるためには何かを切り捨てる覚悟も決断も必要だろう。
それを(磨かれた仕事のセンスも必要だが、計算高く)成功させたのがミランダという女性だろう。
けれども、そういった成功例にいつまでもひっついていては裏切られ何も大成できないのもまた真なのだな。
何かを大成する為に機を見るのもまた重要。
アンドレアの今後が気になるところだが、きっと機を読むのが上手かった(私はミランダがアンドレアというまだ若くて将来もあって自分と似ている彼女に対しての忠告だったり、つまりは親心だったんだと感じたけれども)し、自分の本当にやりたい仕事に就けたんだと思うな〜自分らしくね。

エンドロールの強気なミュージックも最高。そんでもってベシャベシャに泣いた。
せんだ

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