このレビューはネタバレを含みます
「今夜『プラダを着た悪魔』放映だよ。見たことないなら録画するといいよ、絶対に面白いから!」という母からの推薦メールにより鑑賞。
ずっとモヤモヤしてしまうのは私がまだ学生だから…?
それとも女性として何かしら欠陥があるのかな…。
名作、感動した、というレビューが多い分素直に楽しめなかった自分を突きつけられて少し落ち込んでしまいました。
確かにミランダが名編集長なのは分かる。
その為には過剰なまでのストイックさが必要なこともわかる。
けど、どうして家のことをする専門のお手伝いさん/メイドを雇わないんだろう。流石にパワハラが過ぎると思うんだけど…。家族の私用を次々と言いつけられるシーンはそういう疑問が湧いてしまって笑顔で見ることができなかったです。あれはコメディなのか、それともミランダならそのくらい当たり前なのかな…。
そして最後のシーン、ネイトとカフェで話すところでアンディだけが謝ることないんじゃないかな…ってこともちょっぴり思ってしまった。ネイトだって、少しずつ変わっていく彼女を理解する努力がもっとあればよかったのにって。ただ、見違えるほどゴージャスになったアンディを見た時のネイトのセリフはめちゃくちゃセクシー。
ファッションのシーンは楽しかった!
プロフェッショナルたちの仕事に対する情熱も伝わってきた。とにかく画面がおしゃれで華やか。
でも…うーん、爽快な映画と思えないのは私の人生経験が足りてないからかもしれません。数年後にまた見てみようと思います。