グラッデン

007/ダイ・アナザー・デイのグラッデンのレビュー・感想・評価

007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)
3.5
BS JAPANの007シリーズ連続放送で視聴。

アジア某国に潜入したボンドが情報漏洩で拘束。スパイ交換で某国解放された後、Mから「殺しのライセンス」を剥奪されたボンドであるが、情報提供者の正体を突き詰めるため、行動を開始するという物語。

緊迫する東アジア情勢を反映するかのようなタイミングで放送されるのもそうですが、まさかの『ブリッジ・オブ・スパイ』なボンドと上手い具合に噛み合っておりますね(汗)

本作は、5代目ボンドを務めたピアース・ブロスナンの最後の出演作となりますが、躍動感のあるアクションはもちろん、女性を惹きつけるセクシーさは素敵ですね。彼を見ると、その後のダニエル・グレイグは無骨さが際立つ感じがしますね(もちろん、それはそれで男としては好きなのですが)。

ボンドガールは、ハル・ベリーも素晴らしいアクション(この日の放送で吹替を担当された安藤麻吹さんの声の演技も良かったです)、ロザムンド・パイクの悪役ぶりにも目を引きました。体を張ったナイスなやられ方ではあったかと。

日本人としては、寺社とかに対するディティールが適当すぎるだろとツッコミたくもなりますが、まあ仕方ないですかね。。