消されたライセンス Part.2
007を全部観ちゃおうのコーナー!
第20作目は「ダイ・アナザー・デイ」!
北朝鮮の非武装地帯で武器の密輸を行っていた
ムーン大佐抹殺の任務を受けたボンドだったが
北朝鮮の将軍によって捕らえられてしまう。
さようなら、ピアースボンド!
ピアース自身にとっても予期しない
彼の最後の作品となってしまった本作。
しかし007の20作目×40周年ということで
かなり力の入った作品になっています。
まず冒頭からボンドが危機に陥ります。
そしてまさかの00ライセンス剥奪!
これには少し驚きました。
まさかの「消されたライセンス」復活です。
北朝鮮に捕らえられたボンドは人質交換により
無事、本国に戻るわけですが
Mのボンドに対する信頼はガタ落ち。
「あなたはもう無用よ」などと言われてしまうのだ!
もはや「消されたライセンス」以上に危機的状況。
しかしボンドはライセンス奪還のために
自らを密告した人物を独自に捜索する。
結構シリアスだったのでジョークなしかと思いきや
しっかりと下ネタジョークを飛ばしてくれます。
紳士がそんなこと言っていいのだろうか(笑)。
今回はダブルアニバーサリーということもあって
細かいところに過去作品へのオマージュが見られます。
それはぜひ、ご自分の目で見て確かめていただきたいのですが
個人的には、あのワニがツボでした。
そしてピアースボンド初、ボンドが葉巻を吸います。
ピアースボンドはタバコを吸わないのかと思いきや。
う~ん、やっぱりボンドはタバコを吸ってくれなきゃ。
そして前作でQによって紹介された後継者R。
今作ではQの引退に伴い、新Qへと昇格。
もうリュウェリンQがいないのかと、しみじみする中
新Qはしっかりとボンドとの絡みを見せてくれました。
あの毒舌はQ課の必須教育なのか?
秘密兵器にも力が入ります。
こんかいのボンドカーは何とインヴィジブル!
つまり「透明」なのだ!
もうここまでくると、ただのSF映画←
まあ、それは置いといて
ピアースボンド最後の本作。
アニバーサリーも重なり
何かと思い入れの強い作品となっているようですが
まあ、一度目じゃそこまで思うところはない←
しかし、これにて007シリーズも終わり(クレイグボンドを除く)。
長かったと思いつつ、なんだか感慨深いものがあります。
ということで最後に
歴代ボンドランキング(独断)を発表!
1位:クレイグボンド
同率2位:ピアース、ロジャーボンド
3位:コネリーボンド
4位:ダルトンボンド
5位:レーゼンビーボンド
ついでに作品ランキングも…
1位:スカイフォール
2位:カジノロワイヤル
3位:スペクター
4位:ロシアより愛を込めて
5位(僅差):私を愛したスパイ
(なんだか王道なランキングだなぁ)