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喜劇 男の泣きどころのpapandaのレビュー・感想・評価

喜劇 男の泣きどころ(1973年製作の映画)
3.6
ポルノ取り締まりの刑事! 女性の裸もいっぱい出てくるし、町の中にも裸のポスターや看板が普通に出ていたし。フランキー堺がこういう役をやると意外にねちっこいというか、生々しさを感じる。でも下品にならないところがさすが。社会の下層部に生きる人たちの人情話はやっぱり松竹作品。その力強さ、あっけらかんとしたおおらかさ。そしてまさかの笠智衆さん! ポルノ映画界の“巨匠”で芸術にこだわるじいさん。それを飄々と演じていて笑っちゃった。誰かモデルはいたのだろうか。太地喜和子さんも脱ぎまくっているのには驚いた。
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