FRANCIS

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2のFRANCISのレビュー・感想・評価

4.0
前作のセルフパロディも交え、カオスな展開に次ぐ時空移動の連続で引っ張る第二弾。

眼鏡無しの3D映画『ジョーズ19』、空飛ぶ車とスケートボードが宙を舞う2015年へとドクの一声で未来へと向かったマーティ。

そのころビフが未来のスポーツ年鑑を手に入れたことで、ドナルド・トランプ級の大富豪となりマーティの母がビフの愛人となる1985年のパラレルワールドが生じていた。

正しい時間軸を取り戻すため、1955年へと戻ったマーティはビフを止めることが出来るのか..?

前作の反響から4年を経て製作された第二作は、マーティの父やジェニファーのキャスト変更も経て前作の場面を振り返るシーンも追加撮影したものが使われている。

今見ると楽しい未来予測も、当たったのは1年遅れのカブスの優勝のみだったりと、リアリティに欠けるもののインパクトは大きいもの。

ストーリーの完成度は前作や次作には劣るものの、クリフハンガーで終わるラストまでただの続編では終わらないという気概が感じられるのは良いところ。
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