青春の幻影を追い求めて高橋洋子さんが家出し、さまざまな人達と巡り合うロード・ムービーの佳品で70年代臭がプンプンする作。
監督は和製クロード・ルルーシュと言われた斎藤耕一。ほんのり「和」を感じさせ…
高橋洋子さんの瑞々しい演技、四国地方の綺麗な風景等が心に残りました。雰囲気的には好きな映画ですがたまに出てくる18禁みたいなシーン(何か日活を観てるみたいで)がこの映画としては減点になってしまった…
>>続きを読むどことなくATGっぽい雰囲気もあり、それでいて押しつけがましいメッセージ性がないところが好き。
男出入りが激しい母親に反発して家出した16歳の少女。あてども無く、四国を歩き巡る・・。
原作に忠実…
1972年の映画、今から50年も前の映画です。男出入りの激しい母親に反発してお遍路さんの旅⁉️にでる主人公名前はない。所謂ロードムービーというやつです。なんとも無謀な旅だけど彼女の旅の行き着く先は・…
>>続きを読む昭和の世界。無防備な16歳の少女の青い性。高橋洋子のデビュー作です。
母子家庭で育ち(母が岸田今日子)、しばしば男が家に転がりこむので、居場所を失った少女。お遍路となり、会ったことのない父親の面影を…
文学少女は家出して四国を放浪する。一方通行のママへの手紙を何度も。父親を知らない。歩いたり泳いだり雨宿り。風呂に入れず臭い始める。その辺で寝て発熱して栄養失調で行き倒れたり。働く場所には辿り着かない…
>>続きを読む吉田拓郎の歌が心地よくも残酷に聴こえてくる。
高橋洋子さんの色褪せない若さがフィルムに収められている。
少女の無垢と憧れが、旅のエピソードごとに入れ変わっていくのが生々しい。
この頃の映画は説…
(本作のナレーション口調で)
あのねママ、驚いたわ。この映画ね、少女が自立する成長物語と思いきや、理想の「パパ」探しという超ファザコン映画よ。
でもねママ、新人だった色気ゼロ&ロリ顔の高橋洋子の…