・・・
いいところといえば、沢山のキャストをまとめ上げ、色んなロケ地で撮影など、マネジメント力に優れていた。
あとは、別の意味で奇跡ような、みた後にじわじわ笑える映画です。
例えるならロシアあたりの山の中にある小さな集落がたまたま襲われ、
愛する彼女と仲間が連れ去られて主人公一行が追いかけるのだが、
その道のりでたまたま食料と水と気力と体力が尽きることなく、
亜熱帯地域まで数百キロの道のり？をたまたま敵を見失うことなく追いつき、
そして砂漠の部族にたまたま出会い、
その部族がたまたま話の通じる相手で、
たまたま同じ敵に仲間を連れ去られた部族たちに協力を仰ぐことができ、
生きて戻ったものがいないハズのエジプトの情報をたまたま知っていて、
砂漠の道のりをたまたま生き延びることができ、エジプトに辿りつくことができたという・・・
段取りを越えて奇跡を積み重ねた脚本にたまたまお金を集めたくなったプロデューサーがいて、
たまたま巨匠監督を雇えて、
たまたまお金を出す人がいたという奇跡の映画です。
