Eli, Eli, Lema Sabachthani?
神よ、何ゆえに我を見捨てたもうや
謎の奇病が蔓延し、世界中で自殺者が増え続けていた。ミズイとアスハラは音楽の力によって人々の病気を癒していく旅に出る…。
なんだかよくわからないタイトルのこの映画。これはヘブライ語。
冒頭にも書いたこの「神よ〜」の言葉は、イエス・キリストが処刑される際に言ったとされる言葉らしいです。
いわゆるディストピア映画。
北海道の雄大な大地と青く広がる空とは対照的に、陰鬱でどんよ〜りとしたストーリー。
何か、こうハッキリとした物語があるわけではなく、実験的で前衛的な作風は好き嫌いが分かれるところだと思います。
こういう気だるい雰囲気の映画は、あまり好きじゃないんですが、物語の設定自体はなかなか面白いと感じました。
爆音を掻き鳴らす浅野忠信さんがカッコ良いのよ。そして、宮崎あおいさんはいつ見ても可愛い。
…そんな、クッソ浅い感想で締めくくりますw
ま、雰囲気映画ですので、観た人それぞれが何かを感じれば良いんじゃないかな…。