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悪の教典のkazu1961のレビュー・感想・評価

悪の教典(2012年製作の映画)
3.5
▪️JPTitle :「悪の教典」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 2012
▪️JP Release Date : 2012/11/10
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-272 再鑑賞
🕰Running Time : 129分
▪️Director : 三池崇史
▪️Writer : 三池崇史、原作:貴志祐介
▪️MusicD : 遠藤浩二
▪️Cast : 伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、KENTA、山田孝之、平岳大、吹越満
▪️Review
🖋エンディングの“To Be Continue ”、結局今になっても実現されてませんね。“サイコパス”という言葉がポピュラーになったのも本作もかはではないでしょうか。。。2012年の公開当時は「トラウマになった」という感想が多くありました。

🖋本作の見どころの一つは、『バトル・ロワイヤル』同様、ゴア表現と言われる血しぶきが飛ぶようなシーンの表現のリアルさだと言われています(個人的には苦手なんですが。。。)。大虐殺シーンをここまで表現したのはやはり三池監督ならではかもしれません。前半を終わって中盤くらいから一気に物語が加速しスピード感のある展開は原作同様。冒頭からの様々なシーンが伏線になっているのも演出の見事さです。

🖋何と言っても凄いのは伊藤英明の狂気の演技。今までは爽やかな役柄が多かったのが一転、狂気的なサイコパスの役を見事に演じきりました。普段の時と全く目が違うのがとても印象的です。

🖋更なる見どころは生徒達のキャスティング。今をときめく俳優達がゴロゴロ出演しています。その俳優達の若い頃がほんとに見もの。二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、松岡茉優など、今ならば全員主演クラスの俳優陣ですね。松岡茉優などは今と見た印象が違ったりしてるので新鮮でした。

🖋本作、貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサスペンス作品。生徒に慕われる高校教師でありながら、自身の目的のためなら殺人もいとわない狂気の男が繰り広げる凶行の数々を息詰まるタッチで描いています。三池崇史がメガホンを取り、鮮烈なバイオレンス描写を随所でさく裂させています。

😱物語は。。。
ハスミンというニックネームで呼ばれ、生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)。生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師でしたが、その正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者でした。学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、平然と殺人を犯しては校内での地位を強固なものにしていく蓮実。しかし、ささいなミスから自身の凶行が知られそうになってしまいます。それを隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すことでした。。。

▪️Overview (映画. comより)
目的のためならば殺人もいとわない教師の姿を描いた貴志祐介の問題作を、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」「十三人の刺客」の三池崇史監督が映画化。伊藤英明が主演し、自身初の悪役に挑んだ。生徒から慕われ、学校やPTAからの評価も高い高校教師・蓮実聖司は、教師の鑑ともいうべき表向きの顔とは別に、他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)という隠された顔があった。いじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行など問題だらけの学校で、自らの目的を達するため、蓮実は躊躇なく殺人を繰り返していく。しかしある日、ほんのささいなミスを犯してしまった蓮実は、それを隠匿するためクラスの生徒全員を惨殺することを決める。共演に二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、山田孝之ら。
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