レレレ

悪の教典のレレレのレビュー・感想・評価

悪の教典(2012年製作の映画)
3.0
原作が、めちゃめちゃ面白かっただけに色々残念な部分が多かった。

上下巻ある長編小説を2時間にしているから仕方ない部分は多々あるのだけれど。

原作読んでて最初に面白い!と思ったのは、最初は主人公である蓮美の事を、「めちゃくちゃいい先生じゃん!!」って思いながら読んでるのだけれど、途中カラスを殺した辺りから、あれ?こいつ…やべー奴だ!となっていく段階が面白かった。

映画だと最初に蓮美が親を殺すであろうシーンから始まるから、その段々とあれ?となっていく感じが薄れてしまっている気がした。

あと、本を読んでて面白かったのは、蓮美の「動機」であり「心の声」だと思う。

ラストの方で言えば、何故クラス全員を殺さなきゃいけなかったのか?

という部分が映画だと薄れすぎてしまっていて、ただのバイオレンスな映画になってしまっている感じがした。

三池監督だからその辺りはまぁ、納得は出来るけれど。

映画も前編後編に分けたらよかったのに!

と素人は思いました。
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