Lazy

ジャック・サマースビーのLazyのネタバレレビュー・内容・結末

ジャック・サマースビー(1993年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジョディ・フォスターの魅力が全開です。もうそれだけで観る価値は十分過ぎます。
ジョディとリチャードギアが出ていること以外予備知識ゼロで観ました。
色々考えさせられる内容で、どうするべきだったか正解が分からないですね。
序盤のローレルがジャックの髭を剃るシーンで、何となく喉元を切ることを連想させる動きがありましたが、その時点ですでに偽物だと気が付いていたということですね。
いくら顔が似ていても、他人であればみんなが気づくはずと設定の雑さを指摘する声も多くあるが、南北戦争直後の時代設定である。南北戦争が終結したのは1865年だから日本で言えば幕末のころである。坂本龍馬や土方歳三の写真が撮られたのとほぼ同じ時代である。ローレルが持っていたジャックの写真の鮮明さも怪しいもので、村人たちに至ってはジャックの写真など持っていないので、騙されたとしても無理もないのである。ま、いずれにしてもフィクションなのですが。
驚いたことに、この話の元になった事件が実際にフランスであったとのことですが、16世紀の事で当然写真なんかない時代で、世の中が混沌としていたころなのでこちらもさもありなん、と言ったところでしょうか。
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