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豚小屋のTaTのレビュー・感想・評価

豚小屋(1969年製作の映画)
3.5
直接的に描かれるカニバリズムと示唆されるだけの獣姦。神がかってさえいる原始的信仰(最後のセリフにはこっちが震えました)と互いの弱みをチラつかせながら足を引っ張りあうブルジョア達。本来あるべき欲望となにもかもあるからこその異種の欲望。交互に流れる映像で俗物根性の醜さと尽きることのない欲望への警鐘を示したかったのでしょうか...難解です。

序盤の館のシーンはヌーヴェルバーグ的で(役者とかもろそうですしね)美しかったです。
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