このレビューはネタバレを含みます
序盤★3 中盤★2.5 終盤★3
製作は1980年代ですが
舞台は1950年代ということもあり
いま見れば社会的に問題のある言動に少し疑問やイライラも募ったりしますが、
そういう時代背景だというのを
踏まえておかないといけない。
久しぶりの再見、
こんなにもシュールでブラックな面もあったことに気づき少し驚いた!
イングマル少年の
初恋や別れや成長の物語で、
「誰かに起きた不幸と比べれば
ぼくなんかまだマシさ。
特にあのライカ犬よりは…」
っと星空を眺めながら
そう自分の境遇を慰める哀しさとある種の滑稽さ、
このキャラ設定が自分のツボ!!!🥺
もう少し丁寧に繊細に物語を紡げば
文句なしの名作と推せますが、
良くも悪くもクセのある作風なんで
自分のスコアもそんなに高くはないけど
自分にとって
“大切な作品”の1本なのは間違いない。
2020年115本目(再見)