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追想のpasatiempoのレビュー・感想・評価

追想(1956年製作の映画)
3.2
初見。
 生き残りと噂があるロシア帝国のアナスタシア皇女を探し、1000万ポンドの遺産を手に入れようとするお話。
 ボーニン元将軍(ユル・ブリンナー)と記憶喪失のアンナ(イングリッド・バーグマン)が共演で本作でオスカー主演女優賞を受賞。

 登場人物が少なすぎるので、アンナ=アナスタシアと一発では分かってしまいワクワク感が無い。また、展開にも起伏が少ないのでモヤモヤも。
 アンナが女皇なのかどうなのか、彼女の他にいないかのか、観ている側にも想像させて欲しいが。

 室内での会話劇のようでボーニンの振る舞いや表情、舞台を観ている感じ。
 アンナの美貌はうっとりするが、主演女優賞を取る程の演技かと思うと、素人目からするとどうなんだろう。

 急いで無理に詰め込んだラストは観てる側も置いてけぼり状態でした。

視聴環境:字幕、ノーカット
パンフ:未保有
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