いかえもん

ホリデイのいかえもんのレビュー・感想・評価

ホリデイ(2006年製作の映画)
3.8
皆様、メリークリスマスでございます~!
今日は、フォロワーさんのクリスマスおすすめ映画からこの1本。
観たつもりになってたのだけど、同じくジュード・ロウ主演の「クローサー」と間違えてた。あれは間違えて2回も観ちゃって、めっちゃいやな気持になった映画だったんだよね。

で、この映画はロスに住む映画予告編を作る会社のバリバリの経営者であるアマンダ(キャメロン・ディアス)とイギリスの出版社で編集のお仕事をしているアイリス(ケイト・ウィンスレット)が、それぞれ失恋してしまい、お互いの家をクリスマス休暇の2週間交換しましょうというところから始まるラブコメ。ジャケ写を見るだけで結末の予想がつく映画だけども、ラブコメっちゅーのはそれでいいわけで、むしろそうでなければならないのです。

キャメロンは、期待通りのちょっと軽めのブロンド美女役でいつも通り安定のラブコメ女優の本領を発揮してた。ケイトは不器用で幸薄い感じがしつつも優しくて良い人っていう設定がよく似合う。しかし、キャメロンもケイトもお美しくて、ラストシーンは二人のブロンド美人の並ぶ姿にため息が出た。ジャック・ブラックは登場シーンは少ないけど、映画好きの気持ちをぐっとつかむ役柄でこんな彼氏楽しいだろうなぁと思わせてくれた。

…そして、問題は、ここだ。ジュード・ロウ。私は取りたたて彼のことをいい男だと思ったこともなかったし、特別気にかけている俳優でもない。映画に出てたら、あ、ジュード・ロウだ程度の認識だった。
しかし、しかしだ。この映画のジュード・ロウはこれまでいくつか見た彼の映画の中でもとびきりかっこよかった。青いセーターがよく似合ってて、眼鏡をかけようがはずそうがとびきりの男前だ。一体何がそうさせているのか、めちゃくちゃ謎だったんだけど、こりゃ恋に落ちますわ~と納得できる素敵オーラ全開であった。まいった。

同じ男女4人がジャケ写に並んでいるクローサーは、この映画と間違いやすいですが(私だけか?)、決してクリスマスには観ないようにしましょう。

この映画はクリスマスに観るには最適の映画でした。フォロワーさんありがとうございました!