まんまですやん。
そこが良い、むしろそれこそが良い。
ホリディで、キャメロンでジュード・ロウでケイト・ウィンスレットでジャック・ブラック。傷心のマチュアな彼らが織り成す年末ラブストーリー。
完璧です。ラブ・アクチュアリー枠にまた一つ、この作品を加えたいと思います。
俳優のこれまでの実績があるから下手な不安定さを感じることなく、ちょっとしたトラブルだってアペリティフみたいなもの。だって必ずハッピーエンドになることがわかっているから。
キャメロンの大きな口は笑顔を作るためにあるし、ケイト・ウィンスレットは最後は必ず復活する強い人というイメージがある。ジュード・ロウの少し冷たい感じのするきれいな顔もこの頃には少し年を経て弱音もしっくり来る。
ジャック・ブラックのファニーフェイスはそれこそ年をとればとる程味わい深くなってきている。
この類いの作品は、マンネリを如何に調理して提供してくれるかを楽しめばいいと思う。
