てんやもん太郎

吶喊(とっかん)のてんやもん太郎のレビュー・感想・評価

吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)
4.8
かっこいい!!!
ただただ馬鹿で無様で、そして逞しい。
オープニングのショッキングさと馬鹿らしさ笑
ほとんど知らない俳優さんばっかだったけど。

後半になればなるほど主人公と相棒がかっこよく見えてくる。
最初は何の魅力も感じなかったのに、、、
どうしようもない、理不尽な状況で、
それでも生にひたすら純粋に向き合っているからだろうか。

形なんてどうでもいい。スタイルなんてどうでもいい。
官軍だろうが、賊軍だろうが関係ねぇ。
おいらはおいらを生きるんでいっ!!

今の時代に必要なスピリットではないか。

坂本九のババアかジジイかもわからん役もなんかいい!!!
「子供作って、孫ができて、ひ孫ができて、死んで、子供死んで、孫死んで、、」
みたいなセリフよかったなー。

ていうかいい台詞いっぱいあったなー。
もう一回観たい。