さー

ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァーのさーのレビュー・感想・評価

4.0
ビリーバーって程ではないですが、好きアーティスト上位に入るジャスティン。
ポッと出で爆発的な人気を得て人知れず消えていくアーティストは世界中にいますが、この持続力のある人気と華やかさ、そして何よりもとにかく歌唱力!これ全て備えて登りつめるジャスティンやばすぎる。

マディソンスクエアガーデンから始まる彼のドキュメンタリー作品。
あーんなチビッ子の頃から才能があふれ返ってたのかぁ。周りの大人たちが音楽の芽を育てるために早々に募金活動を行っていたことにも8歳でステージを踏んだことにも驚き。というか誰も教えてないのにあのリズム感なによ。
2歳の子がオモチャよりもドラムに興味もつて。
やはり天才は幼少期から何か違うんだね。音楽の神様に選ばれた子だ。

駆け出しの頃と今とじゃダンスも雰囲気も比べものにならんくらい何もかもが洗練されているジャスティン。
"天才"だけではなくて、途方もない苦労もあったんだね。
地位や名声、カネなど全てを得たように見える彼ですが、みんなが当たり前に過ごしてきた「青春」そのものを、全てを仕事と大人たちに捧げます。
彼を掘り出したアッシャーに感謝。というかそれを聴き分けることができたアッシャーもやはり本物だなぁと…
「心臓なら手術や移植で替えがきく。声はそうはいかない、声帯は彼だけのもの」
この一文……私には激烈に切なかった。

しかし沢山の良い大人たちが彼の傍に付いていたのも大きかったかも。
躾係、叔父代わり、母親代わり。「家族の代わりとして彼を全力で守る」
幼くして売れたタレントへ、あたふたペコペコするような関係性ではなかったのが運命を大きく変えたような気もする…(あくまで個人的感想。言わずもがな彼の実力が1番大きいですよー)。
セレーナとの一進一退な関係が長かった彼だけど、今幸せそうだからほんとに良かったねと思う私は一体なに目線やねんと思ったり。

私が好きなアーティストにはまるっきり興味のない父、「Ghost」だけは「コレ良い曲やな」と言ってましたw
しかしビーバーフィーバーすごかったんだね、ビールが進んでめちゃホットな一本だった。
天才と努力の人、ジャスティンから「頑張って。夢を叶えて」なんて言われたらガムシャラに頑張るだろねぇ

52
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