Gierck

戦場を駆ける男/戦場を駈ける男のGierckのレビュー・感想・評価

4.8
ラオール・ウォルシュ監督、バート・グレノン撮影。
ウォルシュ&エロール・フリンのコンビは、同年42年に鉄腕ジム、前年41年には壮烈第七騎兵隊があり、エロール・フリンの裏表のない明るいキャラクターと、ウォルシュの展開の早いリズムの相性の良さが伺える。
脇役陣では、この時期のウォルシュ映画に欠かせないアラン・ハイルも相変わらず面白いが、本作ではほぼ唯一の女性であるナンシー・コールマンの足からの登場シーンは、ウォルシュが決して男の映画の監督だけでは終わらないことを証明する良いショットである。
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