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ドラえもん のび太と鉄人兵団のレクのレビュー・感想・評価

2.0
映画ドラえもん7作目。
次々と空から降ってきた巨大ロボットの部品を組み立てる少年心を擽る浪漫。
人とロボット、鏡面世界、創世記と繰り返される歴史。
ワクワクする要素はとても多いのに地球の危機に取った行動が『ドラえもん』という作品において一番安易な解決策で萎えた。

地球を救うためとはいえ、人間と同じような過ちを犯したロボットたちの歴史を人間の手でなかったことにすること。
それは人間のロボットに対する支配そのものじゃないか。
やってることが侵略してきたロボットたちと同じで、この安易な解決策には怒りすら覚える。
お涙頂戴じゃないよ、うん。
‪あのエピローグもそれを美談にしているだけのように見えてしまって…。‬
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