Yukiko

スパングリッシュ 太陽の国から来たママのことのYukikoのレビュー・感想・評価

3.7
2020年4月22日
『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』
             2004年制作
監督、ジェームズ・L・ブルックス。
他の監督作品に『恋愛小説家』がある。

メキシコ。
フロール・モレノ(パス・ベガ)の夫は家を出て行き、
残された娘のクリスティーナと共に、フロールは
アメリカのロサンジェルスに移住し、従妹の家に住む。
娘が成長し、フロールもお給料の良い家政婦の仕事
を通いで始めようとする。
仕事先は、有名レストランの料理長であるジョン・
クラスキー(アダム・サンドラー)の家で、妻デボラと、
妻の母、娘と息子の5人家族と犬がいる。
夏休みに一家で別荘を借り、フロールも娘と共に
住み込む。


メキシコから移住した母と娘、裕福な白人家庭での
友好関係やトラブルを描いた映画。

スパングリッシュとは、英語とスペイン語の混交語の
ことだ。
異文化交流の象徴として使われているとのこと。

・美しすぎるフロール(^^♪
・フロールは何故さっさと英語を学ぼうとしなかった
 のか疑問だった。
 仕事として勤め先が英語圏の家で、家政婦の仕事を
 するのなら、片言でも英語を喋ることができてから
 勤めた方が良いと思う。
 仕事に差し支えるし、勤め先の家人に負担をかけている。
・仕事として家政婦を行っているのなら、仕事に徹す
 べき。自分の感情は表に出さないことだ。
・勤め先を辞退する時に、気持ちがどうであれ、勤め
 先の奥様デボラにも礼儀として挨拶をするべき。
 どのような感情があろうとも、そこはきっちりとやら
 なくてはいけないと思う。
・勤め先の奥様デボラの行動の劇場型?熱情型?
 にはマイッタ・・・
 更に、夫のジョンが大変な時にそれはないだろ!!
・クラスキー家の娘バーニーがとっても良い子で優しい。
 この娘が出ると気持ちが和む。
 笑顔がマシュマロみたいだ。
 この娘を映す時、顔をドアップが多いと感じた。
・フロールの娘は可愛くて賢い。
 通訳する時に言葉だけでなく、感情やしぐさまで
 真似て伝えようとしているのは凄い!
 母がスペイン語でテーブルをドンと叩いて喋ったら、
 通訳する娘は英語でテーブルをドンと叩いて通訳(^^♪
・ジョンの妻デボラの同居する母親が酒飲みだと思って
 いたら、いつの間にか酒断ちしていたし、娘にとても
 良いアドバイスをしたりと、いい母親だったのねぇ。
・大学の願書の作文にこういうこと書くの!?
 そこにビックリ(*_*)
Yukiko

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