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昭和残侠伝 一匹狼のlagのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝 一匹狼(1966年製作の映画)
4.1
人を殺めたと雨の中傘を差して警察に自首する。ネオンに染まる顔。墓前で屈む。頑固でも心は雪のように綺麗な島田正吾のとっつぁん。嫌がらせ脅し惨い寝そべって宴会三昧な河津清三郎。左腕に巻かれた包帯。どの道奴と俺とはこうなる定めだった。

今の堅気の暮らしを大事にしてくれよ。おめえには分からねえこったよ。俺とあの男のどっちを心配してるんだ。そんなつまらないことのために命のやり取りしなきゃいけないんですか。生きてることがめんどくさくなったんでね。あっしも一緒ですよ勝負をつけるまではどこまでも。大事な相手をこのまま行かせたんじゃ男が廃ります。げじげじ野郎には愛想が尽きた。雑魚は俺が引き受けた。今度生まれてくる時は同じ星の下に。
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