ヴェルクマイスター・ハーモニーに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ヴェルクマイスター・ハーモニー』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

・純正律に基づいたヴェルクマイスター音律は音一つひとつを星だと思えと主張する。つまり国民を「うなり」なく統率する国家のメタファーである。鯨はリヴァイアサン、巨大な国家の象徴である。
・純正律の批判は…

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難解。メッセージ性の強い作品、作品に近い。長回しが多い。何が悲しくて並んで歩いてる男2人の顔を2分間見なあかんねん
hitomi

hitomiの感想・評価

2.0

渋谷シアターイメービフォーラムにて。
長回しにしても長い淡々としたシーン、長い先に何か起こるのかと観てるとそのままそのシーンは終わる。
モノクロ映画の明かりのない室内など、何度か寝落ちてしまったシー…

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biya

biyaの感想・評価

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楽しみにしてたのにほぼ寝てしまった。最初の酒場のカットでは、太陽、地球、月に見立てた酒場のごろつきたちとのごっこ遊びは何か起こりそうで見入る。どこかに全員でカチ込みし終えた後のランカンに映る影と下に…

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Yuhi

Yuhiの感想・評価

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群衆と病というソビエト的モチーフはここにも発見することができる。ハンガリーまで伝播しているのか。

『DAU.退行』と繋げて考えたい。
あまりにも長い長回しにラデツキー行進曲で踊っている子供が疲れている様にも見える。
bendrin

bendrinの感想・評価

3.3

秩序。それは幻想であり、人がでっち上げた偽りであり、馬鹿げたものであるけれども、それに異議を申し立てて抗って生きていくことは著しい困難を伴う。すべてを理解した上で受け入れざるを得ない現実が虚しい。

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146分でわずが37カット。タル・ベーラが7時間半の大作「サタンタンゴ」に引き続きクロスナホルカイ・ラースローの小説「抵抗の憂鬱」を映画化した。
トップカットはストーブの火、本作は広場の焚き火、暴動…

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sonozy

sonozyの感想・評価

5.0

長回しの巨匠タル・ベーラ監督作。
主人公ヤーノシュは、天文学が趣味の郵便配達員。彼が居酒屋で、おっさん3人を太陽・地球・月に見立て解説を始めるユニークなオープニング。
ヤーノシュが身の回りの世話をし…

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A

Aの感想・評価

5.0

本能と理性
未知を恐怖と解釈するか未知を期待と感じるか

最初の3カットで今まで見てきた映画という芸術の価値観をぶち壊された

平面上に存在する人間に初めて溺れた
人の波にリズミカルな足音と不規則な…

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