冒頭からサタンタンゴの余韻が...
しかもえらくゆる〜い感じで笑!
ニーチェの馬
サタンタンゴ
ヴェルクマイスター・ハーモニー
タルベーラが確立してきた軌道を観ることができ良かったで…
【過去鑑賞記録】
〈世界一巨大なクジラがやってくる!〉
〈ゲストスター、プリンス!〉
ハンガリーの田舎町に突如として現れた異物によって秩序が失われていく。バーや街角果てには病院にまで人々が入り乱…
某所の大スクリーンでDVD鑑賞、その1。
- 『サタンタンゴ』(1994)に続く作品で、個人的にもタル・ベーラ2本目。役割はちがえど共通する出演者もいるし、物語りにも連続性が感じられる。前者が共同…
世界が、社会が、歴史が、この145分37カットの中に全て存在する、そんな映画だと思った。
何も疑うことなく至福の和声を幸せに思う時代は過ぎ去り、複雑な音階、変わりゆく調を統制するための平均律が生み…
なんなんだろうこの体験は、タルベーラはいつだって身体の感覚を置き去りにして意識を幽玄なモノトーンへ運んでくれる。究極のミニマリズムで形成される映像の数々は、彼の映画を観なければ出会えなかったようなは…
>>続きを読むこの世の秩序は常に破壊と創造とを行き来し、古きは新しきに塗り替え保たれて行く。諸行無常がこの世の理であれば、未来永劫は宇宙の理であろうか、だがそれもやがては収縮し、破裂し、砕け散って行くだろう。光を…
>>続きを読むタル・ベーラ監督作品。
ある田舎町にサーカス団が世界一大きなクジラを連れて町の広場にやって来た。集まってくる町民を、サーカス団と一緒にやって来たプリンスと名乗る人物が暴動へと扇動するが・・・という話…