幕のリア

千姫と秀頼の幕のリアのレビュー・感想・評価

千姫と秀頼(1962年製作の映画)
2.0
千姫に美空ひばり、豊臣秀頼に錦之介を置く。
なんとも違和感しか感じぬ配役。
物語は意外にも大坂の陣の終焉から始まり、錦ちゃんは序盤20分で退場。
どのような物語になるかと不安を煽る。

東野英治郎の威厳も何もない家康に辟易。
ひばりの千姫のミスキャストにも最後まで馴染めず。

秀頼への永遠の愛から徳川家に心を許せず、御乱心あそばす千姫。

同じ予算で鈴木則文にでも撮らせれば、とんでもない怪作に仕上がっただろう。
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