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千姫と秀頼のpapandaのレビュー・感想・評価

千姫と秀頼(1962年製作の映画)
2.8
愛する夫を殺され政略に利用される美しいヒロイン、てことだろうけど、あまりにも大袈裟な演技ばかりでシラケた。豪華な衣装とかセットとか、あの時代の映画界の底力を感じるけど、歴史ロマン超大作なんだろうけど、どうもなぁ。大坂の陣から千姫御殿を経て出家するまでを描いているけど、もう少し前のふたりの深い愛を中心に描けばよかったのに。自分の復讐のために何の罪もない町衆を殺していくのってどうなのよ。第一、家康って夏の陣の翌年に死んじゃなかったっけ。それに沢村貞子さんが淀殿だなんて、どういう配役意図なんだろう。少なくとも俺にはムリ。
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