テオ・アンゲロプロスらしい長回し。彼の作品は『霧の中の風景』しか観てないから、超ロングショット少なめで少し驚いた。一つのカット内で時間が変わっていく演出すごすぎ。やっぱアンゲロプロスの作品はもっと観…
>>続きを読む一度観ていた筈なのに解体され運ばれるレーニン像の場面に至るまで殆ど思い出せなかった。しかし固有のカット自体の素晴らしさは勿論、流石に再見となると失われた映画を求めて旅をし、また行く先々での戦禍の跡、…
>>続きを読むテオ監督作品。今作もすごかった。
歴史的知識が不足していたため、背景の理解が不十分であることが残念だが、それでもどっぷり見応えのある3時間。ワンカット内で過去と現在を行き来する演出技法が冴え渡る。あ…
アメリカの映画監督A(ハーヴェイ・カイテル)はバルカン半島初の映画作家マナキス兄弟の記録映画を作るため彼らが遺した未現像の幻のフィルムを探す旅に出る
黒い傘の群衆から衝突までのカット、並走する列車…
歴史にあんまり詳しくないので話がよく理解できず...。部分的に好きな演出とか画は多かったけど、根底の思想みたいなのが伝わらなかったのでテーマが理解できなかった。ラストの、頑張って現像した映画が真っ…
>>続きを読む初アンゲロプロス。素晴らしかった。もっと難解なんだろうなと敬遠していたがそうでもなかった。「ふたつの眼差しを出会わせ歴史と映画が交わるようにしたかった」という監督の言葉どおり、個人史と映画史とバルカ…
>>続きを読む1人の男が自分の歴史と映画史の歴史を重ねながら追い求め、バルカン半島の歴史と共に追求する作品。
正直世界史の知識もなければ地理、映画史、何もかも知らないことだらけで、面白かったかどうかを検討できる立…
年月をまたぐ舞踏会のシークエンス
出発した列車と並走する女性
黒い傘の群衆
川を渡る巨大なレーニン像
霧の中のオーケストラと発砲音
何も映っていなかった幻のフィルム
「これは“見えないこと”の見る…
未現像のまま行方知れずになっている、ギリシャで最初に撮られた映画を探す映画監督の旅を描いた一大叙情詩。
テオ・アンゲロプロス監督の長編第10作目となるバルカン半島ロードムービー
サラエボで始まりサラ…