アンゲロプロスによるロードムービーで失われた幻のフィルムを求めて映画監督Aが幾度も国境を越える。深い霧を一つの言語として映像に重ねてバルカン情勢を綴った一大叙事詩で、人が同じ土地で同じことを繰り返す…
>>続きを読む2度目。
アンゲロプロス作品が久しぶりであること、あまりピンと来なかった作品であることもありおそるおそる。
こんなに長かったかしらん?というのが率直な感想なのだが、やはり最高だった。
全てを賛辞し…
人間の記憶のありようや意識の痕跡を辿るために、私たちは視覚を持ち、それぞれが異なるイメージを育む。苛烈に生を全うする中で、一体私たちはどこに視線を動かし、何を記憶し、何によって「視た」と思えるのか。…
>>続きを読む2019/12/11
寝る前にみて、起きた後にもう一度みた。主人公の造形が説明レベルでは殆どされてない(アメリカから35年ぶりに帰ってきたこと、マナキス兄弟のドキュメンタリーを撮っていること、かつて…
アンゲロプロス監督で1番好きな映画です。
複雑な構成やシーン、美術の美しさに関しては書ききれないので置いておくとして。ただの映画監督Aが、まぼろしのフィルムを探すと言う名目でユリシーズの旅路と自分…
「SMOKE」「ピアノ・レッスン」「ユリシーズの瞳」がハーベイ・カイテルのベスト3(バイオレンスじゃない部)
分厚い小説を読みきるような陶酔の3時間。
ずっと浸って旅をしていたかった。
カンヌ映…
このレビューはネタバレを含みます
幻のフィルムを追うロードムービー
様々な場所を探し回り戦禍のサラエボへ
荒れ果てた街並みに戦争の激しさを感じます!
映画博物館の館長との出会い
フィルム現像の成功しますが…
「霧が来た!」歓喜・…