今は亡きオーディトリウム渋谷にて。
アンゲロプロスの魅力はところどころ霊界側に振り切れるとこだよなぁ。冒頭の外で傘を差し棒立ちしている映画の観衆と、かがり火もった人々とか異様だったよ。
アルバニ…
幻のフィルムを求める男の、あまりにも長く過酷な旅路。
存在するのかどうかすら定かでないフィルムを探す主人公は、やがてその映画監督の記憶と溶け合い、様々な時間軸を旅する。長回しのカットの中で、時代が移…
5月13日は名優ハーヴェイ・カイテル様の78歳のお誕生日。
おめでとうございます!
ギリシャ映画の名匠テオ・アンゲロプロス監督が手掛けた「国境三部作」の三作目に当たる「ユリシーズの瞳」
バルカン…
圧巻、歴史について全く詳しくないけれどおもしろかったし感動した
どのシーンも良いが強いていうなら、新年のパーティー(?)で時を進めていくところ、レーニン像船、霧の中のシーン。
女優さんが一人で何役も…
なんとなくもったいなくて見てなかったが、ようやく見た。どんどん見ていこう。
ファーストショットからキレキレ。中盤の家族がピアノの伴奏で踊っているシーン、ワンカットで5年飛ぶ。ダンスを踊っていた家族は…
国境を越える。
アンゲロプロスはここにきてバルカン半島で繰り返される紛争をペシミスティックに描く。サラエボで始まり、サラエボに終わる。人間はなぜ歴史から学ぶことができないのか。
実在の国境と心の国境…
アメリカの映画監督A(ハーヴェイ・カイテル)が故郷のギリシャに戻り、古い映画の幻のフィルムを探す旅に出る。Aはフィルムを追ってアルバニア、ブルガリア、ルーマニアなどバルカン半島を巡り、最後は戦火のサ…
>>続きを読む2時間以内にまとめれない作品は編集能力を疑うけど、これだけは時間を気にする事なく観れた。
まぁ、長いとは思ったけどね。
とにかく物語の表現と描写が素晴らしく、カット、天候、カメラ回しとお手本のよう…
映像美と哲学性、寓話性に満ちた脚本の映画。
主人公のギリシャ出身のアメリカ人映画監督(ハーヴェイ・カイテル)が、バルカン半島最古のまぼろしの映画フィルムを求めて、戦乱絶えぬ国々をオデッセウス(ユリシ…