賛否両論あるみたいだけど個人的には好きだった。
旅芸人の記録同様、時代の動乱が芸術活動の障害となる。ユリシーズでは映画。人間の精神の拠り所である芸術活動が妨害されるのは、悲しい...。
蛍の光(の…
永遠にさまよう魂。硬質な肌触りと感傷的な湿っぽさ。完璧な旅の映画。しかし完璧過ぎて堅い印象は拭えない。アンゲロプロスだからしょうがない。
「神は最初に旅、疑惑、郷愁を作った」なんて台詞を作品の中で…
メモ
2016.12/24
1時間40分まで観た
図書館閉館につき強制終了でした、年明けに続き見るゾ
観終わってないけど終始とても贅沢な時間だった…
2017.7.8
2時間15分まで
静かな…
霧、雪、湖。男、女。境界と国境。
身体の移動と精神の停滞。
我々は主人公である映画監督の男と、失われたフィルム(眼差し)を求めて旅をする。(まぁいろんな感情をフィルムに、またフィルムを探すことに託…
アンゲロプロスがいつも映す「霧」には、“戦争の小休止”の意味があると初めて知った。視界が悪くて狙撃手が砲撃できないからだ。
霧の日=祭りの日。男女はここぞとばかりにダンスする。確かにその日は、何も見…
このレビューはネタバレを含みます
ラストはこのまま和やかな感じで終わるのかと思いきや…
現在と回想、空想、幻想などが混ざるので、「旅芸人の記録」同様、よくわからなくなって、またネットのあらすじを見ながらになった。
わからないものを…
右から左に流れる青い船。警官隊を挟んで対立する群衆。難民が立ち尽くす雪原。そして、列車の素敵なやりとりなど、印象的な風景と人間ドラマが続いていく。本作は幻のフィルムに想いを馳せ、国境から国境へと旅を…
>>続きを読む素晴らしい。
アンゲロプロスワールド。
時間軸、シチュエーション、キャラクター等々が、一見自由且つ無秩序に撮られているようにも見えて、きれいに収斂させていくのは、さすがですね。
そして、言わずも…